2011年11月13日 (日)

あの子を探して

 朝、テレビを付けると、TPBS(タイ公共放送)で見覚えのある映画が。

 チャン・イーモウ監督の「あの子を探して」でした。おぉ、懐かしい。

 英語字幕の付いたバージョンで、その英語字幕にぼかしを入れて、上からタイ語字幕をかぶせてあります。なおかつ、タイ語吹き替え。

 さらには、村長さんがたばこを手にすると、手元はぼかし。ぼかしから煙が立ち上ります。

 ということで、ストーリーの詳細は把握できません。記憶をたどりながら楽しみました。

 段ボールを引っかき回せばDVD(初恋の来た道とセット)が出てくるはずですが、相方曰く、
「だって日本語でしょ?」
…はい終了。

 この話、詳しくは、グーグルで調べれば山ほど書いてあるので省略しますが、よくよく考えてみると、この主人公って、えらくも何ともないのね。別に、その子がかわいそうとかそういう理由でなく、インセンティブほしさに出稼ぎに行っちゃった子どもを捜すわけだし。

 ただ、主人公があまりに幼いから、インセンティブをはるかに超える労力を使っても(そう、この子は費用対効果に関する概念がないんですよね)、その中で、ちょっぴり成長しちゃうから、救われるっていうところなんでしょうか。

 TPBS、途中に洪水のニュースを挟みつつも、CMなしで放送してくれます。よかったです。

 

 

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2010年12月24日 (金)

テレビに映った

 MCOTというタイの政府系テレビ局が持っている、ASEANチャンネルというのがあります。そこで放送されている「ASEAN Talks」というお堅い30分のトーク番組に出て来ました。

 日本では放送しないので残念ですが、ASEAN域内なら衛星で観られるはずです。わたしゃ地上波のみの人なのでどうやったら観られるんだろうか。

 事前には「ASEANと障害に関する地域会議」という、12月はじめにジャカルタで開催した会議について、話をしてもらう、という漠然とした内容。相手がどれくらい知っているかも知らないので、「何話せばいいんだろうね」なんて前日になっていても職場ではわいわい。

 当日朝、控え室入りすると、ディレクターさんから15項目の質問が。さて、誰が何に答えようか? みな急に真剣な表情です。質問もなかなかよく調べてあって、これは手強そうです。

Asean_talks_1 左から私、私のアシスタントのタム、うちの上司のサオワラック

 さて、メークも終わり、いよいよスタジオ入りです。撮影は15分ずつに区切って行われ(CMを挟む関係で、いったんカメラが止まります)、リテイクなしで一発で終わりました。奇跡だ。というか、あんなトークでいいのか?

 キャスターの方の質問は主に、上司に振られて、自分には突然アドリブが。。。なんでこの分野に興味を持ったのかとか、日本ではどうか、とか。。。一生懸命答えましたが、あんなんで大丈夫なんだろうか?

Asean_talks_2

 キャスターの方がカメラは30%増し、とおっしゃっていましたが、確かにモニターを通してみるとえらい太って見えます(涙)。それだけじゃなくて、笑ったときの二重あごが腹立たしい。どうにかしたい。

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2010年12月15日 (水)

アポロ13号

 昨日、バリから戻る機内で、

と書くと、遊びに行ったように思われますが、ずっとホテルの会議室に缶詰状態でした(涙)

 昨日の飛行機が出るまでのちょっとした間だけ、お買い物にぶらぶら。相変わらず日本人を見ると女の子を紹介しようとするオッチャンが群がるので、うざい。それだけ付いていく日本人がいるんでしょうね。

 帰りのタイ航空は、ANAブロンズになったせいか、プレミアムエコノミーに勝手に切り替えていてくれていました。座席がちょっと大きくて、レッグレストがあるだけでも全然違う。

 機内食を食べて、落ち着いてから、最初は英語字幕付きのタイ映画を見始めたのですが、窓側のお客さんが窓のシャッターを下ろしてくれないので、光がモニターに当たって、字幕の辺りが見えない。。。

 意を決して、閉めて、と言ったら、3分の2だけ閉めて、後は閉めようとしない。。。どうしてもその明かりで本が読みたいらしい。仕方ないので、日本語吹き替えが付いているアポロ13号を観ました。

 これが意外とヒット。飛行機も飛んでいるうちに夜になり、画面もくっきり。

 ちょうど、着陸に向けて高度を下げ始めて、がたがた揺れたときに、映画の方も地球との角度を調整しようと噴射を繰り返しているところ。臨場感もばっちり(?)

 ところが、クライマックスに行く前に着陸。予定では映画は着陸10分前に終わるはずだったはずなのに???と思ったら、30分も早く到着してしまっていたのです。これだけが心残り。

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2010年11月21日 (日)

大阪物語を観た

ふと気づけば1ヶ月以上も書いていない。。。

ばたばたしすぎていたのか、それとも気が乗らなかっただけなのか。。

2週に1度の割で「DACO」という日本語フリーペーパーが家に届きます。映画の案内もあるのですが、その中に「JFシアター」というものがあります。

JFとはJapan Foundation、つまり国際交流基金のこと。バンコクにも国際交流基金日本文化センターというものがあり、図書館とかも付いています。ここでは、毎月テーマを決めて、5本ほどの日本映画をタイ語字幕付きで流しています。

たとえば「スポーツ」がテーマのときは、「アイコ16歳」とか、「私をスキーに連れてって」とかやっていました。アイコ16歳は観たかったのですが、時間が合わずに断念。たしか、出張が入ってたのかな?

で、今月は「家族」がテーマ。「続・三丁目の夕日」や「さよなら、クロ」といった最近の作品に混じって、相米慎二監督の「あ、春」や「お引越し」、市川準監督の「大阪物語」が取り上げられていました。

そう、「大阪物語」です。10月に観たいよーと念じていたら、まさかバンコクで観られるとは。これは何かの思し召しではないか。19日金曜日、18時半。

ということで、金曜日、残業もせずに、土曜日に持ち越そうと意気込んで帰り支度の段取りを考えていたら、同僚のタムさんが「○○さんがあと30分で打ち合わせに来ます。お願いします」。

え?今日だっけ? 

「タムさんの打ち合わせの前に簡単に済ませるから、早めに退席しちゃっていいかな?」

「いえ。今日は立ち呑み屋さんとの打ち合わせのためだけに、会議の合間をみて来てもらっているのです」

え?そんなん聞いてまへんがな。そいつは参った。なるべく早く済ませられないかな。そんな長い用事じゃないし。。

そして、5時過ぎ、お客さん登場。彼女も「6時から7時の間にアソークに戻らないと」。ラッキーである。JFシアターもアソーク。6時半に着くことが出来るようにお互いのために手短に終わらせましょう!

ということで、打合開始。6時少し前には終了した。BTSの駅までタクシーと彼女も言っているので、便乗させてもらえれば、6時半とは言わなくても、そんなには遅れずに済みそうだ。

ところが。。。こういうときに限ってタクシーが捕まらないんです。一人だったら走って駅まで行くのですが、さすがにそれはできず、15分ほど立ちつくしたあげく、ツクツクがようやく捕まる。チト高いが値段交渉する気力も余裕もありません。とりあえず最寄り駅までひとっ走りしてもらい、BTSに乗って、アソークへ。アソークからは徒歩。初めてのところだったので不安でしたが、まっすぐ到着しました。

映画は始まって30分強のところ。それでも1時間半近くは観られたでしょうか。あらすじは詳しいサイトをご覧ください。池脇千鶴が演じるのは「若菜」という名の少女です。ちなみに弟の名は「一郎」でした。この名前を見て「ミスワカナ」がピンと思い浮かぶかどうか。

池脇千鶴が大阪からデビューしてきて間もない頃で、大阪弁が本当にしっくりきています。セリフを自分の中できちんと消化できている印象を持ちました。父親に向かって若菜が「カスや」と言い、それに続けて、父親ががっくりとうなだれるシーン。あの「カスや」は、東京っ子にはうまく表現できない言葉でしょうね。

でも、実はミヤコ蝶々や浜村淳をはじめ、次々と出演してくる、大阪芸人さんたちがいい!という映画でもあります。

漫才師の両親役は、沢田研二と田中裕子。沢田研二があれだけボケた、ダメダメお父さん役をするのも見所かと。ということで、風景も出演者も、そして言葉のひとつひとつも大阪の息づかいがたっぷり詰まった作品でした。

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2010年10月 7日 (木)

パンテーンのCMinタイランド

 ろうの女の子がバイオリンを弾くという設定です。この設定があり得るかあり得ないかは置いておいて、5分が短く感じられる、映像作品としては質の高いCMかと思います。バイファーン(ピムチャノック)がろう者の子を演じています(それが言いたかっただけか?)。

 女の子が

「なぜ、私は他の人と違っているの?」

と路上でバイオリンを弾くおじさんに泣きながら尋ねます。すると、おじさんは

「なぜ、他の人と同じにならないといけないの?」

とゆるやかに語りかけます。この手話でのやりとりのシーンがとてもきれいです。

 バイファーンがかわいいというのとは別の話ですが、なぜ、こういうのって、ろう者の俳優さんを使わないんでしょうね。いるんですけどね。

 昔のハリウッドで、中国人が日本人の役をやって下手な日本語をしゃべるような違和感があるのも確か。うーん。

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2010年10月 5日 (火)

ようやく買ってきた映画を観た。

 アマゾンで購入した2本の中国映画DVDをようやく今日観ました。

 まずは「ジャスミンの花開く」(茉莉花开)。前にも書きましたが、3本の話を120分余りに詰め込むのはやはり無謀だったのかな、と思います。チャン・ツイイーもとても頑張っているし、話の背景も内容も面白いはずなのですが、連続ドラマのダイジェスト版を120分余り見続けている感じがしました。

 誤解を恐れずに書けば、チャン・ツイイーって、ヒット飛ばしまくったし、演技もよいと思うけど、本当によい作品に当っていたのかな? 「初恋の来た道」ぐらいしか思い当たらない。まあ、これは個人の好みもありますが。

 次が「小さな中国のお針子」(Balzac et La Petite Tailleuse Chinoise)。こちらは初めて観ました。18歳のお針子として出てきた周迅がとても大人。声もすてきです。2人の下放された青年が山奥の村で出会うお針子との淡い恋物語です。監督自身の下放経験に基づいて書かれた自伝的小説の映画化。筋書きはオフィシャルサイトをご参照下さい。

 どちらも文化大革命当時の記述があります。どちらも文革をテーマにしているわけではないのですが、現代中国を描く映画では避けて通れない道。

 「ジャスミンの花開く」では、2代目の「莉」の章が文革期です。しかし、悲劇の鍵となるのは文革のテーゼではなくて、労働者階級に嫁いだ莉が目にする封建的な嫁さんの理想像であり、子どもが産めない身体と診断されたことからくる激しいまでの、捨てられるのではないかという不安感や劣等感であるわけです。もっとも革命の先鋭的な存在であったはずの労働者たちは、実は極めて保守的で伝統的な家族主義や女性観に支配されていました。そこがクリアになっていたのはよいかと。

 「小さな中国のお針子」では、もっと文革の影が前面に出ますが、それでも文革は背景でしかありません。文革はおおっぴらに本が読めない、西洋の文学作品に触れられない、という制約を演出する役割に留まっていて、むしろ、一人の女性が文字を手にし、文学に触れることで目覚め、共に暮らすおじいさんを振り切り、子どもを一度は身ごもった相手をも振り切り、山の向こうへと去っていく、その女性の変化に光が当たります。全く違うけど、観ながらイプセンの人形の家を思い出していました。

 どちらも、抑制のきいた表現とストーリー展開でよかったと思います。ただ、小さなお針子は少し文革についてかじってないと、山村で「再教育」という設定とか、料理本すら燃やされたりする冒頭部でつまづくかも。

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2010年10月 1日 (金)

行きたーーーい

 さすがにこのために帰国するわけにはいかんしなあ。

池脇千鶴さっぽろシネマフェスティバル

 上映は3本。「大阪物語」、「ジョゼと虎と魚たち」、そして「ストロベリーショートケイクス」。彼女の出演作の中でもツボを押さえた3作。

 「ジョゼ」は韓国でも人気の映画でした。2005年か6年にニューヨークで出会った韓国人女性と話したときも、

Jozee, tiger and fish, do you know? It was good. I cried.

と、日本人なら知ってるんでしょと言わんばかりに聞かれました。当時まだ観てなかったので、あわててしまいましたが。その後DVDを借りて観ました。

 自分的には最後別れてしまった妻夫木くんの気持ちもわからんではないが、ちと弱っちいかな? 自分の感情から逃げ出しちゃいかんよ。

 ストロベリーショートケイクスは劇場で観ました。ちーちゃんかわいい、というか、なんというか。そういう映画ではありませんが。

 大阪物語はDVD化されていないらしい。一度観たいよお。

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2010年8月29日 (日)

Sing Lek Lek(タイの映画を観た)

 初めてタイの映画を見に行きました。考えてみれば、家から歩いてSiam ParagonとかMBKとか行けるのだから、もっとこういう娯楽に接するべきなんでしょうね。

 さて、何を見ようか思案したのですが、MBKの映画館の前で悩んだ結果、Sing Lek Lek(สิ่งเล็กๆ ที่เรียกว่า...รัก)にしました。結構年齢制限のうるさい国にあって、全年齢可になっていたのと、英語字幕があるということで、おそらくストーリーが分かりやすいのではないかということで。

 人気の映画らしく、カップルや女子高生たち(土曜の授業が終わった後)がいっぱいでした。上映回数も多く、最終回が夜中の12時過ぎ(!)。

 主人公がどんどんきれいになっていく流れ(下の動画の2:23ぐらいをご参照)なので、最初がとても不細工なというか、地味な女の子になっています。確かに話が進むにつれて驚くほど美人さんになるのですが、最初の段階からすでに笑顔がとてもかわいいです。 

 ちと調べてみたら、ピムチャノック・ルーウィセートパイブーン(バイファーン)さんという方です。まだ17歳の新人さん。

 映画自体は、結構ベタに泣かせるラブコメです。こういうの、わりと好き。ベタに笑わせるし。ただ、タイ人の反応を見てると、「ここで笑うかな?」というところで笑うし、彼らの笑いのツボがたまに分かりません。140バーツ(400円ぐらい)の価値は十分あるでしょう。

 さて、ストーリーですが、中学1年生(おそらく)の女の子ナームが主人公です。見た目ぶさいくな女の子4人がいつもつるみます。そのひとりであるナームは高校部にいる男子生徒ショーンに恋をします。どうにかして彼を振り向かせたい彼女は見た目を変えようとしたり、いろいろと努力をします。彼とのささいな出来事(名前を知っててくれていたとか)にドキドキしたり、めちゃくちゃ喜んだりするのですが、なかなか恋は成就してくれません。

 彼の周りにはいつもとてもかわいい女子生徒がつきまとい、とても「ベタ」なすれ違いがナームを悩ませます。やがて、ショーンの幼なじみ(男)が登場。幼なじみの方がナームに恋をします。ショーンは寂しげな表情を見せながら幼なじみとナームの橋渡し役をします。ナームも断るでもなく何となく付き合う感じになるのですが、煮え切りません。彼といても、ショーンが近くにいたらショーンにどうしても寄り添いたいわけです。結局幼なじみは振られてしまいます。

 そして2人の卒業の日(それぞれ中学と高校)。ナームは友人たちに支えられながら、ついにショーンに3年越しの告白をします。しかし、ショーンは1週間前に別の子と付き合い始めたと彼女に告げます。

 その夜、部屋で一人泣きつづけるナームの家の前に一冊のアルバムが。ショーンもずっとナームが気になっていたのに言い出せず、そのうちに幼なじみに先を越されていたのです。アルバムには、ショーンがいつの間にか撮っていた、ナームの写真がたくさん貼ってありました。そして、ショーンはプロサッカーチームに入るためにバンコクへ、ナームは父の住むアメリカへと旅立っていくのでした。

 それから9年が経ち、ラストシーンを迎えるわけですが、最後はまあ、この手の話はハッピーエンドですね。はい。

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2010年7月31日 (土)

どの映画にしようかな??

 せっかく日本に行くので、AMAZONで買い物をしまくって、日本で受け取って帰ろうと考えています。送料分お得? 

 この間は本を2冊(Pinusさん、預かってくれてありがとうございます)注文。今日は朝から、ふと思い立って、映画のDVDを3つリストに入れて、どれにしようか悩み中。

 1つは、『紅いコーリャン』 たぶん1991年ぐらいに池袋で観ました。チャン・イーモウ監督の監督デビュー作であり、かつ彼が抜擢した新人女優コン・リーのデビュー作でもあります。この日は、元々『7月4日に生まれて』を観に池袋にきていたのですが、見終わった後もう一つ何か観ようかと街をふらふらして偶然この映画に行き当たったのです。

 この映画、やたらと自分に衝撃を伝えてくれました。まず、客の入りの少なさ(笑)。そして、日本軍の描かれ方のステレオタイプさ。抗日戦争をどう描くかは立場や時代背景もあるし、しょうがないのかなあと思いつつ、いろんな意味で「うーん」。ストーリー自体は中国農村の素朴さの伝わる、力強いものなのですよ(記憶が少しぼけていて紹介できませんが)。劇中歌とかも、結構心に響くし。

 でも、さらなる大きな衝撃は、この映画全体を通して圧倒的に押し寄せてくる「紅」、そしてコン・リーの美しさ。見終わった後、心臓がドキドキして、それでいて軽い放心状態で、『7月4日に生まれて』の印象なんてどこかに吹き飛んでしまいました。この映画を機に、中国映画をちょくちょく観るようになりました。

 ビデオで出ているのは以前から知っていたのですが、DVDがあるのは知らなかったので、ぜひ押さえたいかな。

 2作目は『ジャスミンの花開く』 一度DVDを借りて観たことがあります。チャン・ツイイー主演作品です。上海に住む母子3代のそれぞれの青春時代をすべてチャン・ツイイーが演じきります。戦前、文革期、そして改革開放期ですね。

 AMAZONのレビューを見ると120分で3つのストーリーが入っているせいで、それぞれのストーリーの踏み込みが不満という趣旨の意見がいくつか見られます。星5つついてないんですよね。確かに、あっけなく終わって次に行く感じもしますが、1回40分の3回シリーズのテレビドラマと思えばそれはそれでいいのではないかという気もします。

 当然時代背景が違うし、ストーリーもそれぞれなので、チャイナドレスをはじめ、衣装もその都度大きく変わります。めがね姿もあったと思います。かわいらしいころのチャン・ツイイーで着せ替えを楽しみたい人もどうぞ(って書いたらファンの方に怒られそうですが)。

 3本目は観たかったけれど、なぜか見逃している映画『小さな中国のお針子』。キネマ旬報社のデータベースでは「文化大革命の中国を舞台に、西洋文学から影響を受け、自ら運命を切り開こうとしていく少女の成長を2人の青年を通して描いた青春ラブストーリー」だそうです。

 実は今回、これを一番楽しみにしているです。中国人が製作した文革期を描く映画というのは、外部の目と違い、人々の生活実態や気持ちの揺れと融合されているので観ていて飽きません。もちろん、国家体制の問題もあって自由に描けない、という背景を見逃してはいけませんが、自由がない、制約がある状況の下だからこそできるテーマの熟成のさせ方、描き方というのも一方で感じるのです。たとえば、チャン・イーモウの『活きる』なんかもそうでしょう。

 さて、この3つ、すべて中古で揃えようとして、お値段が7959円+送料でおおよそ9000円。3000バーツか。。。。そう考えると、二の足を踏んでしまいます。どれを後回しにするか。『お針子』は買うとして、値段だと『ジャスミン』だが。。。

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2009年6月 8日 (月)

映画「誠実なおつき合いができる方のみ」

ブラジルからの帰りの便(ワシントン→成田)で、中国映画を見た。原題は「非誠勿擾」。

話の筋は、wikiとか、オホーツク圏観光連盟さんとかをみると分かるので、ここでは省略。なかなかおもしろいが、日本では映画祭とかで上映しただけかな? 話の半分ぐらいが道東でのロケで構成されており、映画の影響で中国人観光客が増えたとか。スー・チーの色気がたっぷりと感じられます。

ここでは、ANAの機内誌に載っていた映画の案内の話。

中国語で、日本語字幕が付く映画なので、日本語・中国語・英語で解説が書いてある。それが同じことを訳しているのではなくて、それぞれ微妙に違うのがおもしろい。同じ文章をただ訳すのではないんだね。

1.日本語
 恋人募集広告を出したが、なかなか理想の人とめぐり会えない中年男。そんな彼の前に、とびきりの美人が現れるが…。

2.英語
 Wealthy single man Qin meets emotionally fragile flight attendant Smiley on a blind date and accompanies her on a journey to heal her wounded heart. (チン(秦)というお金持ちの独身男が精神的にもろいフライトアテンダントのスマイリー(笑笑)とお見合いデートで出会う。そして、彼女の傷ついた心を癒すべく、二人で旅に出る)

3.中国語(印刷は簡体字)
 一夜暴富的男人踏上征婚旅程、愛上的女人却是一個第三者……(一夜にして富を築き上げた男が結婚相手募集の旅に出る。しかし好きになった女性は愛人をしていた…)

1,2,3はそれぞれ微妙に違っていて、どれも正しい。つまり、3つ足すと精度の高いあらすじが出来上がるというわけ。

「一夜にして富を築き上げたチンという独身中年男が、恋人募集広告を出した。しかし、なかなか理想の人とめぐり合えない。そんなとき、飛びきり美人だが、精神的にもろいフライトアテンダントのスマイリーがお見合いデートに現れる。チンは彼女のことを好きになったが、スマイリーは愛人をしていた。彼女の傷ついた心を癒すべく、二人は旅に出る」

うーん、だいぶ詳しくなった^^

しかし、これって、日本人、中国人、英語圏の人それぞれで映画の見所が違うってことなのかなぁ?

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