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2008年3月 8日 (土)

寿府

 やたら難しいジャーゴンを使ってはならないと、たいていの「書き方ハウツー本」のたぐいでは教えている。小浜・木村(1998、p.137)でも、

「内容は高度に、文章はやさしくわかりやすく、しかもリズムをもって」

と教えている。

 ジャーゴンとは「専門用語」とのことだが、どうも、実際のところは「専門用語」と称していても、実はただの「業界用語」なのではないかと思える例が多い。

 外務省のサイトを見ると、「寿府」という言葉がやたら目に付く。外務省のサイト内検索を一度お試しになってみるといい。1600件余りヒットする。

 確かに広辞苑で「寿府」を引くと「ジュネーブの異称」とは出てくるが、こんなの誰も知らん。少なくとも、業界人以外の不特定多数が見るウェブサイトで使うべき表現ではない。

 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部を略して「寿府代」と呼ぶそうだが、内部で使うならいざ知らず、こんなのをウェブ上で流しても、理解できる人は少ない。一体誰のためにウェブサイトを使って情報を流しているのだろうか。サイトを管理している担当者ももう少し気を配ったらいかがか。

 

小浜 裕久,木村 福成
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