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2008年1月27日 (日)

スハルト死去の報に

まぁ、大物政治家でした。良くも悪くも。

1994年に、とある国際会議に出席したときに、一度だけお目にかかったのを思い出します。会議自体はジャカルタ市内のホテルでやったのですが、開会式だけは大統領官邸で行って、大統領に拝謁するという機会に恵まれました。朝から、参加者全員でバスを仕立てて、警察による先導と交通整理によって、渋滞知らずですいすいと大統領官邸に到着しました。ジャカルタの大渋滞を知っている人なら分かるでしょうが、あれに全く遮られずに移動するんですよ。よく考えれば、VIP待遇だよな。何様なんだよ。

開会式の間中、大統領は一言もしゃべらなかったので、「影武者」説も参加者の中でささやかれましたが、「本物」だったと信じることにしましょう。せっかくの思い出だし。最後には参加者が一列に並んで一人ずつ握手。自分もしっかりと「スハルト」氏と握手を交わしました。

翌日、会議をさぼって町中に出ると、新聞スタンドで売っている新聞の1面に開会式の写真が。とりあえず1部買って、よく見てみると、何と握手の順番に並んでいる自分の顔が写っているではないか。売り子さんに思わず自慢したら、あっというまに人だかりができました。

それ以来、インドネシアには行っていないけれど、「スハルト」と聞くと、そのときの売り子さんたちの顔が今でも浮かんで、妙な親近感がわいてきます。たまには行ってみたいな。

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