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2007年10月15日 (月)

好きな言葉

座右の銘、とでもいうのでしょうか。そんな言葉がいくつかあります。って、いくつかあったら座右に置けない気もしますが。

一つが、「精神一到、何事不成」(精神一到何事か成らざらん)。

中学の時、塾の英語の時間にWhere there is a will, there is a way.という英語の方を先に習って(よく『日本のことわざに直せ』とかそういう問題ありますよね)覚えました。何となく高校受験前でしっくりきたのかもしれません。朱子の言葉だそうですから、「日本のことわざ」ではありません。1200年代ですから日本では鎌倉時代ですね。

「精神一到」と言いますが、普段から努力が蓄積されていないと、いくらその場で力んでみせても何事も成りませんから、この言葉の意味するところはもっと深いと思います。「土壇場の追い込み」や「火事場のくそ力」とはそういう意味では違うのでしょう。

今の自分の状態はどっちなんでしょうかね。

もう一つが、"Time travels in divers paces with divers persons"。簡単に訳すと、「時間は人それぞれの人のそれぞれのペースで進む」ということなんですが、これは、シェークスピアの「お気に召すまま」の中のセリフ。

大学時代はちょうどバブル末期でした。留年を2度しましたが、同期はあっという間に就職が決まりました(当時はまだ就職協定なんてものが一応ありましたが)。しかし、1年、2年と留年すると、学生の就職率ががたっと落ちていくのが傍目にわかるのです。ちょうど変わり目だったのでしょう。

そうすると不思議なもので、ハナから就職する気もないのになぜか「時機を逃した」感じがしてくるのです。

1度目の留年は、自分でも学校に行っていないのがわかるだけに「仕方ないな」という感じがしましたが、2回目は想定外でした。卒業論文も通って、大学院も合格していたこともあって、すべてがゼロになった気がしたものです。周りの就職状況も厳しくなり始めていただけに、焦燥感はひとしおです。

そんなとき、たまたま読んでいた「お気に召すまま」にあったこの言葉が目に留まりました。言葉との出会いは、タイミングが大切だと思います。おそらく、何でもないときは何とも思わないのでしょう。現に、勉強のために読んでいるうちは全く気にならなかった言葉でしたから。

「きっとこれが自分にとっての時間の早さなんだ」と、自分の現状を受け止めたのを思い出します。でも、あの時、なんでそんな「教科書」を引っ張り出して読んでいたのだろう。そういうところの記憶はなぜか欠落しています。

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