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2006年10月 4日 (水)

ストロベリーショートケイクス観た

とある夜中に、渋谷の映画館ストロベリーショートケイクスを観ました。

千、千鶴たんかあいい。。(壊) ←そういう映画ではありませんが、これはこれで事実です。

さて、この映画は、池脇千鶴演じるデリヘルの電話番「里子」をはじめとする、4人の女性がそれぞれにとっての愛を求めてさまよう、そんな感じの映画です。でも、もう4人とも子どもではないから、社会の現実にもみくちゃにされながら生きています。2名ずつ、2組のお話が場面場面で(お互いには存在は認識はしないのですが)すれ違いながら物語が進みます。イラストレーターの「塔子」は一枚のイラストを描くために吐き続ける。OLの「ちひろ」は結婚への執着を相手にぶつける。デリヘル嬢「秋代」は元同級生に恋焦がれる自分を抑え続ける。そして恋に恋をする「里子」は「かみさま」と称する変な石に祈りをささげる…。

それぞれ、強い個性をもったキャラクターです。みんな仕事が違っても、関心事が違っていても、同じ東京の片隅で葛藤しながら暮らしています。いくら吐き続けても、いくらいろんな男とセックスをしても、いくらお金をためても、自分に向かい合うことが叶わないでいる4人。もがけばもがくほど汚れていく、そんな4人が少しずつ、落ち着きを取り戻すっていうのかな、何がしかの決着を自分の中でつけていきます。「狂おしい季節が終わる」という感じでしょうか。そして、里子の短いせりふで幕になるのですが、その口調もとても気に入りました。

ストロベリーショートケイクスは決して4人にとっては甘いものではなく、酸っぱかったり、苦かったりするものだったようです。でも、もっと年をとって振り返ったら、後味は甘くなるのかもしれません。今の自分も若いときの過ちをそう振り返れるかも、と思わされる映画でした。

4人の役者さんも、うまいこと役柄に嵌まっていてよかったですね。人ごみだらけの週末の深夜の渋谷に出向いた価値は十分あった。

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