« バンコクで一杯 | トップページ | ロッテ優勝! »

2005年10月25日 (火)

昨日、某小泉チルドレンの話を聞いた

 一時期テレビに出まくったその方と、地元自治体の首長が対談するという企画。首長の支援組織が企画したものらしい。よくわからないまま顔を出すチャンスをいただいた。

 支援者は、町内会長、PTA会長、大学理事などなどお歴々がそろっておいでのようだ。

 この方は、「障害者団体の方もいらして、耳に障ったら悪いのですが」と前置きをした上で、「議員になっていろんな数字がわかった。○○(自治体名)では防災予算が2億強なのに、社会保障の医療費に200億が使われている。これは高齢者が増えたからではなくて、高度医療が増えたからだ。ブレア政権のときのように緩和医療のようなことをする必要もあるのではないか」などと述べておいででした。

 会場の中は、「医療報酬はこのままでいいのか」とか「医療と福祉の比率はどうあるべきか」「どうすれば財源が地域でどんな人も生きていくために使えるか」という雰囲気は皆無で、漂う空気は「こんなにカネを使いやがって、けしからん。がまんせぇ」一色。みんなしかめっ面してうなづくの。

 それまでの議員さんのお話は、生産者保護よりも消費者重視を訴える論調だったのですが、福祉サービスになったとたんにサービス利用者はわがままで提供者のあり方は不問にされます。これって、明らかに官僚のレクチャーの焼き写しでしかありません。

 数字がわかるというけれど、数字の裏側を読む力や発想には難しいものがあります。

 官僚はこうやって、ひとつの数字を恣意的に取り上げることで、議員を通した世論形成をします。彼は、議員になったら知らない数字がわかるようになったとおっしゃっていましたが、本当に官僚の手のひらの上なんですよね。

 議員になられる以前から、地域で先駆的な仕掛けをたくさんされる方だったので、マスコミ報道よりも期待はしていたのですが、所詮小泉チルドレンなのよね。もっといろんな角度の話を聞いて勉強してほしいと思いました。でも、支持基盤があれでは無理かな。

 結局、地元の人たちは「それで議員になったら、地元のために何してくれるの?」なんて質問していましたからね。消費者代表といいつつも、自分の業界の代表者でしかないのかしらね。ハァ

 その方のブログにTBしてもいいんだけど、後々もその支援者も含めていろんな場面でお付き合いがあるしね。難しいやね。

|

« バンコクで一杯 | トップページ | ロッテ優勝! »

「今日の出来事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135533/6558625

この記事へのトラックバック一覧です: 昨日、某小泉チルドレンの話を聞いた:

« バンコクで一杯 | トップページ | ロッテ優勝! »